WORKS:

宛先のない・豊かに・閉じたコミュニケーションについて

ライター・尹雄大さんのトークイベントに蛇谷がゲスト出演します!
尹さんは、著書にもあるように、うかぶが大事にしているコミュニケーションの、言葉にならないところを言葉にされていて、会うたびに、目からウロコというか、普段使わない脳みそが活性して面白い人なのでぜひともご興味ある方はご参加ください。

以下、尹さんの言葉
雑談力につながる力と、書店にいけばコミュニケーション能力アップをうたう本がめじろ押しだ。
そんなに他人とわかり合いたいのかと思えば、スマートフォン片手に他人を遮断している格好が当たり前になりつつある。しかもスマートフォンで覗くSNSの世界はコミュニケーション能力の鍛錬の賜物の片鱗もない、他人の否定に費やされた言葉が溢れている。
本当のところ、「話し合えばわかりあえる」と心底思えない状況を生きている。その実際から考えてみた時、私たちはどのように言葉を扱うことが良いのか。繋がることや開くことがコミュニケーションの全てではない。閉じることの豊かさもあるのではないか。

企画者は2017年1月4日から3ヶ月に渡り、知的障害者支援施設「しょうぶ学園」を取材した。
言語によるコミュニケーションが難しい人たちと接した経験やこれまでのインタビュアーとしての体験を踏まえ、幸福をもたらす関係を紡ぐコミュニケーションのあり方とは何か、について考えたい。

日 時|4月29日(土) 19:00〜21:00
場 所|ことめや(鳥取市瓦町527)
参加費|1000円
定 員|15名

主催者|尹 雄大(ユン ウンデ)
ライター。主な著書に『やわらかな言葉とからだのレッスン』(春秋社)『FLOW』(晶文社)『体の知性を取り戻す』(講談社新書)など。